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想像に乗ってゆけ もっと足早に先へ進め。_d0108081_22434916.jpg



嫌な夢を見てとびおきた。

汗びっしょり。もう、なんか正夢になりそうなくらい鮮明でぞっとする。

余裕がないのかもしれないや。深呼吸、深呼吸。




今年があとわずかで びっくりする。

あと半月はあると思ってたのに。そうだよね。クリスマス過ぎたんだっけ。






むきあうことを大事にしたくて ずっとあがいてた。

でもどうかな?

必死にさけんでも、呼びかけても

まわりの大きなものに支配されて ココロをなくした人にとっては

ひとりよがりで、単なる雑音に過ぎなかった。

シカトされつづけるけど それでもなんとかしようと、とりあえずさけぶ。

でも 聴こえないフリをされて、堂々巡り。

希望なんてありゃしない。

この世はなんて物悲しいんだろ。





大きな渦の中で、あたしもまた

飲み込まれまいと必死に泳ぐ。

さいわい、あたしにはまだココロがある。

だいすきな音楽も、とりたいとおもう景色もある。

いまいる場所から発信すること、それをやめたくない。

いろんなところから受信したエネルギーを 

じぶんなりに変換して、還元したい。





たとえだれかに見放されようと、

両手に抱えきれないほどある だいすきなものに

あたしは 愛をうたいたい。





*きょうのうた*

TAIFU / フジファブリック
# by hauoli_ohana | 2010-12-26 23:09 | HASSELBLAD

love letter

拝啓 志村正彦様

love letter_d0108081_030777.jpg



きょうは一日中雪が降っていて

きがつくと 目の前に広がる世界は真っ白に。

なにも考えないで その上に寝そべったら

たちまちあたしも一体化して 

いるのかいないのかわかんなくなっちゃうかな。




他人のココロが判らなくて、泣いた。

じぶんの愚かさに、泣いた。

うれしくて泣いた。かなしくて泣いた。さびしくて泣いた。

この1年の涙をボトリングしたら きっと

500ミリリットルのペットボトルじゃ 到底たりないくらい。

でも、はれた目で下を向いてたら きっと足元すくわれるから

あたしは 前を見すえることに決めたのだ。




せわしなく、時は流れていく。

やがてその流れが いろんなことをわすれさせていくけど

わすれないことは、しっかりとココロに刻んだ数々の出来事。

刻み付けた想いは なかなか消えない。

消すには その上からまた何かを刻まないといけない。

痛みを伴うなんてこと、ぜったいイヤだから。あたし。

だから わすれない。ぜったい。




ぶあつい雲の向こう側に あなたがいて

唄っているなら それもわるくない。

かなしみと 希望が溶け合った空で。

その空を仰ぎながら あたしはせいいっぱい生きる。






*きょうのうた*

Anthem / フジファブリック






やっぱりさびしいよ。かえっておいでよ。

じゃじゃーんって。ドッキリでしたーって。




でもそれは ありえないから。

だから、気が向いたら

ときどき この世界に笑いかけてください。




いつもほんとありがとう。

また いつか会おう。約束だよ。
# by hauoli_ohana | 2010-12-24 23:57 | HASSELBLAD

ディテール。

ディテール。_d0108081_22395426.jpg


ようやく冬らしくなった。





昨年の今頃は ミッシェルのフィルムライブに行ったんだっけ!と

手帳をのぞきながらおもう。1年ってほんとうにあっという間。

そんな折とどいた アベの追悼本の内容があまりにもすばらしくて

ため息がとまらないのです。




チバが語る アベの思い出は

言葉少なに、でもしっかりとそこにある。

チバとアベの 太く、しっかりとした絆の重さ。

それは あたしたちにははかりしれないことだけど

それをすこしのぞき見れた気がした。



ほんとうに 愛された人なのだ。誰にも。







あたしたちの人生は そんなに長くない。きっと。

残された時間が 今後何十年とあるなんて思わない。

この先のことは だれにもわからない。

人生はあらゆる日々の積み重ねなのだ。

いい日も悪い日も のちにそれは思い出になる。

だから あたしは なにかと理由をつけて

いろんなことをあきらめたくない。

会える人に会ったり すきなものを探したり

きれいな景色を見ることを。

大声で歌いながら あるいていく日々の

その積み重ねを。






*きょうのうた*

66号線 / BUMP OF CHICKEN






あたしを形作るものは 数多くあるけど

ひとつとして欠くわけにはいかないのだ。

どんなにちいさなものでも、ひとつとして。
# by hauoli_ohana | 2010-12-19 22:42 | HASSELBLAD

ぼくの 覚悟を 無駄に するなよ。_d0108081_05228.jpg


土曜の夜は 空間実験室のクロージングパーティへ。




おいしい料理と 音楽と 人が集まるだけで

こんなに いい顔になるんだ!ってくらい

ピカピカしたみんなの笑顔が印象的で

あたしはまた、それを眺めながら

ものすっごく、ほっこりした気持ちになっていた。

人と人がつなぎあう縁が こんなにもつよく、まぶしいなんて!




いろんな人としゃべりながら、わらいながら

やっぱりまだまだ終われないんだな ともおもった。

情熱をつよくつよく持つ人の熱に触れたら

あたしもやらなくては!という意欲に駆られる。

そうやって熱をつたえあいながら、この空間はつくられていく。

あたしの熱は たとえ誰かに伝わることはなくても。

放出する。ただ、ただ。

ひとりよがりにいろんなことを悩んで、怒ったり、泣いたりしたけど

そのエネルギーが、産みだすきっかけになるから。

人に逢うことを恐れちゃいけない。

ついついあたしは いろんな言い訳をしてしまうけど

そんなのに相槌を打って かまけているわけにもいかない。

扉をひらけば 無限に道は続いてるから、

やっぱりあたしは、いろんな人にハローって言って

カメラ片手に あるいていたい。




そうやって

今年も終わってくことに ちょっぴり後悔と反省を残して

あたしは 来年へとつなげていくのだ。





*きょうのうた*

プリーズリピートアフターミー / 清竜人
# by hauoli_ohana | 2010-11-30 00:08 | E-420

ドアを開けて キッチンへようこそ。_d0108081_145930.jpg



赤々と 茜色の夕日が沈んでいく。

5分間の のあいだに

それは見えなくなった。はやいな。

キレイなものは カメラをかまえる間もなく

あたしのココロに、鮮烈な印象を残して去っていく。

車の窓を開けると 冬の匂いがかすかにする。

冷たい空気がなだれこんで、あたしの肌を刺す。

子どもたちが下校してくる声がする。

ランドセルを背中にもてあまして 猛ダッシュしている。

どこかの家からか カレーの匂いがする。




しあわせ という名のつくものは

きっと どんなに大きな物をもらうよりも

どんなに 価値のある宝石をもらうこととも ちがうようなきがする。

めのまえにありふれてる あたしの5感を刺激する生活が

なによりもだいじ。

日々の積み重ねが あたしをつくる。

だから、だいじ。

そういう、あたりまえを なくさないようにすることこそが。





*きょうのうた*

キッチンへようこそ feat.ACO / Nabowa
# by hauoli_ohana | 2010-11-01 01:05 | HASSELBLAD